ととバム

フィンランド航空のA340-300。
1/400スケール。
2007年にフィンランドに行ったときに乗った飛行機です。
飛行機のミニチュアを集めているわけではないのですが、自分の乗った機体だったので記念に購入。

私は飛行機が苦手で、そんなことから自分は一生海外には行かないだろうと思っていたので、実際どうしてもフィンランドに行きたくなったとき・・かなりの覚悟で乗りました。
飛行機が実は一番安全な乗り物であることなどは充分にわかっています。
よく聞く「あんな鉄のカタマリが空を飛ぶわけがない！！」・・なんて非科学的な言動も吐きません。
ただ何といいますか、自分が浮いている、・・という感覚。
自分の足の下が空で、とんでもない高さにいる・・という部分がなんとも「どうにもならない」感が強くて生理的になじめないんですね。
だから「飛行機は離着陸時の事故率が一番高い」といわれても、着陸については、それがたとえどんなに乱暴な着陸になろうとも、だんだん地面が近づいてくるのに比例して安心感が高まってくるんです。
「早く地面に下ろしてくれ～」という感じ。


私が乗ったのは多分この辺り。帰りは翼の前あたりでした。

ただ、実際乗ってみて、飛行中は確かに揺れることもありましたがかなり安定していて自分が空に居ることを忘れてしまいそうなくらいでした。
片道9時間ほど乗ったわけですが、意外に快適なものだな・・と。

そして個人的に好きな映画「ハッピーフライト」を観て、一機の飛行機を飛ばすためにたくさんの人たちが働いている・・ということを実感し、それが安心感になったりとか。

そんなに遠くないいつか、またフィンランドには行きたいのですが、今度は少しは安心して乗れそうな私です。