ジェームズ・キャメロンの
「アバター」を観てきました。
最近は上映時間が長い映画が増えましたが、この「アバター」も2時間半を超えるものでした。
それでも中だるみもなく、時間の長さなど感じさせない面白さでした。
一緒にいった妻も同感だったようで、鑑賞後、
「やっぱり映画はこうじゃないとね~」
・・などといっていましたね。
最近こういった派手なエンターテイメント的なものは観ていなかった・・かな・・?
「トランスフォーマー」くらいだったか・・。
そして今回
「3D・字幕版」を観たのですが3D映像もなかなかでした。
映画全編においてそういうわけではないのですが、シーンによってはスゴイ臨場感があり、いままでにない体験をした気分です。
CGで描かれた映画の舞台、「パンドラ」という星の美しい風景も圧巻で、実写のシーンとも違和感もなくなじんでいました。
ストーリー的なものは、公式サイトをはじめ、ネットのあちこちにあふれていますので詳しく書きません。
自分自身、予告編を見ていた限りでは、「パンドラ」で採れる鉱石(・・だったと思う・・)が目当ての地球人・・、そのハイテク装備の軍隊と、先住民「ナヴィ」たちが戦うらしい・・という程度の知識で、それがどういった戦いになるのか、まったく想像できなかったのですが。
とにかく個人的には満足できた1本でした。
ただ・・・。
ひとつだけ・・・。
字幕が見づらい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
妻はそんなことはなかったということなので、私の視力とかの関係なのかもしれませんが、3D用のメガネをかけると、字幕がまともに読めなかったのです。
文字がみんなブレているように見えてしまい、ひらがななどはまだマシだったのですが、細かい漢字などがズラズラ並ぶと全く読めなかったです。
なぜかメガネをとれば普通に読めるのですが、映像が3Dのときはメガネ無しで観ると画像と同様、文字もダブったような映像になってしまうので、そういう時はメガネをとっても駄目です。
3Dメガネをかけると画面が1段暗く見えますから、私の視力の問題で暗くなった文字がよめないのか・・。
画像はちゃんと見えたのでメガネがおかしいわけではないだろうし。
そんなわけで重要そうなシーンのセリフのときはメガネをずらして字幕を読んだり・・というハメになってしまい、微妙に集中できなかったのですが、ほとんどのセリフなどは役者の表情や、そのニュアンスや、単語を聞き取ることでおおまかに理解できたので、なんだかんだいいながらも楽しめたのが幸いでした。
そして、観た後に思ったこと・・。
最近の映画には同様のものが多くなったと思うのですが、この映画にも現代社会への警告的なメッセージがこめられているのかな・・と。
劇中で「ナヴィ」が見せる自然への敬意のようなものがとても印象的に残りました。