先日観に行った「マウリッツハイス美術館展」の目玉の作品
「真珠の耳飾りの少女」をモチーフにした映画があることを知りDVDを入手し、観てみました。
これが思いのほか良かった・・。
実際のところ、フェルメールのこの絵については謎が多いというか、なんにもわかっていないということですからもちろん映画の内容はすべて創作なんだと思いますが、あの絵のもつ魅力の裏側にこういったドラマがあったかもしれない・・というロマンがあります。
派手な描写は全くと言っていいくらいないのですが、淡々と過ぎる日々の中で人の想いや感情が絡んでいく描写は濃密で、エロティシズムすら感じさせます。
今後、何度も観るであろう作品がひとつ増えました。