まだまだ大変な情報ばかりが続く日々。
それでも「生活」はある。
ここ1週間の間には長女が小学校を卒業もした。
なんだか心に影をおとしたまま「おめでとう」を言っている自分に疑問を感じる。
このままではいけないと思った。
しかも、気づけば子供たちにまでこの空気を背負わせてはいないか・・?
小学生くらいの子供には「なにが起こったのか・・」くらいしか理解できないだろう。
その隣で大人たちが沈んでいてはいけないと思った。
被災地にも子供たちはいる。本当に気の毒でやりきれない。
だけど、それを全ての子供に理解させることは不可能だし出来たとしても重過ぎる。
そうおもって気持ちを切り替えた。
出来ることはしたい。だから元気な自分たちはとにかく元気でいなければいけないと思う。
震災前に予約していた「中部国際空港セントレア」の滑走路見学ツアー。
正直気が進まなかったけど、当然子供たちは楽しみにしていたし・・予定通り参加してきた。
空港で目の前、間近を離着陸する飛行機にたくさんの子供たちが目を輝かせて歓声を上げていた。
滑走路を移動する旅客機に手を振る子供たち、それにパイロットが手を振り返しててくれる。
「日常」は続いている。正直、つれてきて良かったと思った。
どんな気分でいても日々が続くことに変わりは無い。
だったら前をむいていこうと思う。