「宇宙戦艦ヤマト・復活編」

「宇宙戦艦ヤマト・復活編」


最近映画にいってばかりなような・・・。
今回は「宇宙戦艦ヤマト」です。

よく、年齢によって「ヤマト世代」「ガンダム世代」という言葉を聞くのですが、私は当然「ガンダム世代」です。
ですが、「ヤマト」は再放送で観ていますし、いまでも模型をもっています。私の時も小学校のブラスバンドではヤマトが定番でした。

その小学生の頃、浜北市(現・浜松市浜北区)の体育館で「さらば宇宙戦艦ヤマト」が上映されたのをおばあちゃんにつれられて観にいった(体育館の床に座って観た)記憶もあります。
※当時、公開されてからしばらくたつと映画が安くなって回ってくることがあったのです。
今回の映画は会社でも話題で、私より年上の人たちが結構騒いでいました。
普段アニメなんてみないらしい事務の女性ですら
「観にいく~!古代君がカッコ良くなってる~」・・・とかなんとか・・。
私自身も予告編を観るたびに興味がわいていたので、難色を示す妻を説得して映画館へ(ひとりでは行きづらかった・・)。

その日は「仮面ライダー」や「ワンピース」を観に来ている親子連れでにぎわっていたのですが、そんな中、売店のヤマトグッズが売られている一角にもけっこうな人だかりができていました。
プラモデルも売られていて実際買っていかれるかたもたくさんいて、改めて「ヤマト人気」を感じました。
これなら以前「ヤッターマン」を観に来たときより恥ずかしくない!!・・と安心。
そしていよいよ上映時間になり、思ったよりお客さんが多いことに少し驚き・・。
客層としては明らかに年齢層が高い・・そして女性が異常に少ない・・。

そして、肝心の映画はどうだったのか・・。
CGを駆使した映像がなかなかすごく、ヤマト等、メカの描写が圧倒的に素晴らしかったです。
特に前半で、ヤマトが発進する場面の燃えることと言ったらないですね。
お話しもヤマトらしいアツい男たちを中心に骨のあるドラマが展開されます。

これは確かに「ヤマト」です。


ですが・・・・・・・・・・・・・、メカや戦闘シーンの描写の割にはキャラクターがあっさり描かれすぎているように見えてしまい、そのギャップが少しツライ。
しかもなんだか人物像の薄っぺらい、外見はいまどきのイケメン風キャラが多く出てくるので、せっかくの歯ごたえのある昔テイストのスト-リーのなかに、なじんでいないような。
だいたい軍艦に乗務している割には「そのアタマはなに!?それでメットかぶれるの!?」と、余計な世話を焼きたくなるようなキャラもいるし、最近はガンダムなんかでもイケメンしか出てこないんですが、そういう流行的なものをむりやりとってつけたかのような印象すら感じてしまいました。
ひとつ間違えればムリに若作りをした、時代錯誤的な感覚すらただよってきてしまいそうです。



ですが、そんなキャラクターに対しての疑問などふっ飛ばしてくれるかのようなアツいドラマ。


これは確かに「ヤマト」でした。

なんだか正直いって危なっかしい気もしますが、続編にも期待。








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