最近入手したばかりの万年筆。
「漆工芸大下香仙工房」というところの作品。
私は手紙を書くことが割りと多いです。
年配の方とのお付き合いが多く、パソコンやメールとは縁遠いこともあり手紙を書くのです。
そして、今までは安い万年筆を使っていたのですが、そのうち機会があれば少し良い万年筆がほしいなぁ・・なんて思っていたところに飛び込んできたのが「ムーミン万年筆発売!!」の情報でした。
しかも、子供向けのものではなく、「蒔絵」という日本の伝統的技術で仕上げられた工芸品のようなものだと言うことで、もう、松田聖子さん的に言えば「ビビビっときた」(わからないヒトいるだろうな・・)とでも言ったトコでしょうか・・。
しかし、正直なところ高価い・・・。
ノドから手が出るほどほしいけど・・・ココ最近の不況の波は我が家にもとっくに押し寄せ、居座っているので・・金策できるかどうか・・・。
・・でも欲しいホシイほしい・・・・・。
とか本当に悩みながらジタバタしていたら・・・・。
たまたまそのことを耳にした私の母がプレゼントしてくれることになりました・・・・・・・・・・・・・・。
母親になにか買ってもらうなんて、高校を卒業したときに高級な水彩絵の具を買ってもらったとき以来です。
本当にうれしくて、母に心底感謝なのです。
軸にはムーミンたちとムーミン屋敷が。
キャップには雲と鳥が。
この万年筆を手がけた職人さんは、このためにムーミンの世界を勉強されたんだそうで、和の雰囲気の中に「ムーミン」の世界をしっかり調和させています。
せっかくなので、ペンケースもコダワリのものを用意。
「信頼文具舗」のオリジナル・ペンシースです。
こんな風に収まります。
しかし・・、まさか「ムーミン」の万年筆・・、しかもこんなに本格的なものに出会えるなんて思ってもいませんでしたし、なんといっても母親から贈ってもらった・・という事実で、わたしにとって本当に大切なものになりました。
・・でも・・・・・。
いくら良いペンを持っても・・字がきれいじゃないので・・・・・・。
・・・・精進します。